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■2010年12月04日(土)23:27  「感動夢舞台(前編)」 大阪「秋の陣」〜感動再び NUMATA “城ホ” カムバック!〜NO,8
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本番当日の午前中はレイクフォレストリゾート体育館での最後の練習となりました。もうやり残したこと、言い残したことはないか、ここは私としても冷静に考えなくてはいけません。最初の約1時間はパートごとに別れて最後の調整です。張り詰めた空気の中で淡々と行動するメンバーたち。

NUMATAのようなマーチングの形態ではDMが先導するため、本番では指揮者としての指導者の存在はありません。最後まで自分たちの判断で演奏するしかないのです。何百回と演技したマーチングコンテも一つとして同じ軌跡を描くことはありません。1センチ単位で変化する位置や間隔に瞬時に対応し、より整った体型を作るには日々の練習から培われた生徒自身の自主性と協調性を必要とします。

私はマーチングの本番前には出来るだけ生徒から離れるよう心がけています。できればマーチング活動そのものを遠くから眺めていることが理想です。どうしても直すべき所についてはそれなりのアドバイスもしますが、多くはマーチングリーダーへの指示という形をとります。したがってリーダーと私の相性?如何によってはマーチングそのものの仕上がりに微妙に差が生じることになります。

最近やっとそのようなNUMATAスタイルが生徒の間にも定着し毎年のマーチングリーダーは部員たちからも厚く信頼され、目に見えない部分でも涙ぐましい努力をしてくれています。今回のリーダーたちも選曲からコンテ作成までかなり時間がかかり苦労しましたが、その経験の甲斐あって精神的にも随分逞しくなりました。

人間ですから性格や個性はそれぞれ違います。しかしマーチングではそれを一つにする必要があります。価値観や問題意識も指導者と生徒が同じであることが理想です。指導者が思い描くマーチングを的確に理解し、リーダー自身の趣向も取り入れながらNUMATAのこれまでの伝統も継承してより新しいものを生み出す努力が必要です。

全国大会出場という快挙に結びついた今年のリーダーたちの優れていた部分は、意外かも知れませんが“顧問への服従”だったような気がします。あくまでそれは表面的なことで裏では私への不満や疑問もあったのかも知れませんが、常に指導者の意向をメンバーに自分の言葉で正確に伝えるということにかけては近年まれに見る“大人”のリーダーたちでした。指揮系統が一つになることでメンバー全員が迷いなく活動できることになり、結局はチームワークもよくなるというわけです。

こまかな変化ですが今年の部員たちは大会で記念写真を撮るとき、どこかで一度は“サイセン大好き〜!”と叫びます。どちらかというと最近は歳もとって、口うるさくなり、あまり優しく接している訳ではないのですが、なぜか生徒から愛されているような錯覚があります(笑)。これも“大人”っぽいバンドになった証しなのかも知れません。

一通りの練習を終えトラックに荷物を積んだあと少し早めの昼食。出陣前のメニューは「カレーライス」。これはわざわざホテルにお願いしていたものです。カレーライスはあまり食欲がないときでも喉を通るメニューです。特にホテルのカレーは例外なく美味しいので、みんな残さずガッツリ食べ人気は上々でした。

食後は自分たちの荷物をバスに積み込みいよいよ大阪城ホールに出発です。宿泊中お世話になったレイクフォレストリゾートの営業部長さんも大阪城ホールに行かれるということで、NUMATAのバスに同乗されることに。ホテルから出発してまもなくこの営業部長さんがマイクを取り「それでは観光ガイドをします」といわれ、慣れた口調でホテル周辺の観光ガイドをしてくださいました。周囲は緑の多い山間部で方々に“茶畑”が点在しています。興味深かったことは京都府にある茶畑は「宇治茶」、県境を越すと「大和茶」と呼び方が変わります。ホテルを出て県境を越すまでの約5分でお茶の名前も変わります(笑)。

ふと車内を見るとかなり多くの生徒が“居眠り”(笑)。部長さんの名調子が子守歌になったようです。本番は4時過ぎでかなり時間があります。慌てることはないので今はゆっくり休むことにしたようです。宿舎での11時間の集中練習で疲れもピークです。みんなよく頑張ったね。

バスが大阪城公園に到着したのは1時半頃でした。本番までの数時間をここで過ごします。当初はトラックから楽器を出してそのまま公園で長時間の演奏練習をと考えていたのですが、かなりの交通ラッシュでトラックを停車出来る場所がありません。しかたなくトラックの駐車時間まで約1時間公園で楽器なしの基礎練習。やがて午後の高校部門が近づいてくると方々で楽器の音が聞こえ始めました。

公園はさながら全国の有名バンドの見本市会場のよう(笑)。ビデオでおなじみのユニフォームが次々に現れます。たしかにユニフォームの威力はすごいと思います。体操ジャージであれ、本格的なマーチングユニフォームであれ有名なバンドの衣装は存在感があります。NUMATAのユニフォームも中国地方では知っている人も多く、それなりのステータスを感じさせますが、ここでは全く輝きを感じられません。

それまでの元気良さはどこに影を潜めたのかと思うくらいの“借りネコ”状態(笑)。実績校のサウンドはやはりすごい。吹奏楽をやっているからこそ分かるテクニックのすごさやリズムやハーモニーの差。ついついそのサウンドに聴き惚れているメンバーたち。しかしNUMATAも負けてばかりではありません。しっかりした音を出そうとする姿勢は何時にもまして前向きです。

徐々にいつものNUMATAサウンドに戻ってくのが分かります。こうして聴いてみると、うちの音もまんざらでもないなと思いはじめました。ただ音色や呼吸の深さには確かに劣った部分があります。NUMATAの生徒たちの特徴でもありますが、呼吸音が全くといっていいほど聞こえてきません。あの発音の寸前の“シュッ”という息を吸う音。

“呼吸音”とはいってもこれはアマチュア吹奏楽独特のもので、声楽・器楽を問わずプロ演奏家はそのような音はあまりさせません。あくまで全員で“息を深く吸う”“息を合わせる”という基礎練習的な意味合いが多いように思います。ただ息の深さもさることながら“息でリズムをとる”ことができなければサウンド的には散った音になりがちです。息の深さとスピードはこれからのNUMATAの最大の課題となることは間違いありません。マーチングの場合はさらに“息”と“足”と“指”が揃わなければ“全国常連レベル”の領域へは到達できません。

やがて団体集合の時間がやってきました。ここから先は私は生徒たちと別れ、客席に行くことにしていました。前回も同じ集合場所で生徒たちと別れて会場に入ったことを思い出しました。私が生徒と一緒にいることで得られるメンバーの安心感よりも、「自主・自発・自立」の部訓を実践させる方を選びました。ただ心配なのはなんらかの“事故”が起きたときのことです。生徒だけで対応できるかどうかの確信はありません。吹奏楽コンクールでは指揮者として、生徒と一緒に行動しますがNUMATAの場合マーチングでは基本的にチューニングから本番は生徒だけで行動します。全国だからと言ってそのスタイルを変えることは今回もしませんでした。

別に他校の演奏が聴きたいわけではありません。他校が良い演奏でも悪い演奏でも精神的にはかなりのプレッシャーがあり、ましてや演奏を楽しむ余裕はありません。前回はリハーサルがなかったので冷静な判断が出来ませんでしたが、今回は他の団体のサウンドについてもかなり正確な判断をすることが出来ました。どの団体も明らかに5年前よりレベルアップしています。自分の学校の出来はなかなか正確には判断できないものですが、他の団体については割とシビアに聴くことが出来ます。規定課題の出来や動きと音楽の調和、サウンドの緻密さなどポイントを絞って聴くと大体の評価をすることが出来ます。

3〜4団体を聴いたところでいよいよNUMATAの本番です。

ドアが開きいつものNUMATAコール。

ちょっと声がかすれて聞こえます。

セッティングは大体いつもどおりですが全員のポイントに付くスピードが少し違っているようです。

アナウンスが始まってもなかなか位置に付けない生徒がいます。

やがて「プログラム17番。広島市立沼田・・・・高等学校吹奏楽部の皆さんです。   それでは。どうぞ!」(MCちょいカミw)

■セレモニアル・マーチ

冒頭のファンファーレ。(ン〜〜音が寄らない!)


テンポアップからマーチ。(多少リズムがバラついてるか)

第1コーナー。(2歩間隔が狂ってる斜めのラインがヤバイ)

第2コーナー。(体型を徐々に修正、なんとなくきれいにw)


スタンド前。(横のライン汚い。ユーフォ意外に大きく聞こえるがユニゾンのピッチが…)


第3コーナー。(無難に出来た)

トロンボーンsoli。(1st弱いがリズムはまあまあ)

ホルン3連符。(ちょいカミ)

ラッパ3連符。(延ばしもうちょい)

第4コーナー。(練習の効果あり。DM指揮の効果でリズムが落ち着いている)

方向転換。(SD少しモタったが練習の効果あり。)


足踏み演奏(DM反転後の足上げきれい。ファンファーレちょっと苦しそう)


■バードランド

イントロ・スナップ・リムショット・クラベス。(まあまあ)


テーマ。(やっぱサックス・ユーフォの食いつき聞こえない)

オリジナルパーカス。(NUMATAらしさはアピールできたがもうちょい“オン”でw)


ソロ。(まあまあ。二人ともおつかれさんw)


ダンス。(縦ラインがズレてる。踊り自体はまあまあ)


三角。(ラッパまあまあ。合体時の列もきれい)



カンパニー。(ピッチ悪い。音量不足。Trpハイノート惜しい)


BIRD。(字はまあまあ。バトントス低い&危ないw)




全体的には最高の状態から考えて8割の出来。



でも、でも、よくやったんじゃないかなぁ。



なんたって全国だし。


歩きに音がついてくれば、上位チームにかなり近づけるぞ。


う〜〜〜〜〜〜ん。  



せめて“銀賞”は欲しいんですけど・・・・。



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  • gxwlhlg(2011/11/25 05:27)
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  • noilqmwl(2012/02/29 03:45)
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  • pexqzr(2012/11/24 11:45)
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  • ocgzhz(2014/02/05 03:31)
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  • odvpcu(2015/01/21 10:39)
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  • mkxack(2015/05/07 22:08)
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