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■2006年08月03日(木)  2006 Summer 1  NUMATAのみんなへ“なんくるないさぁ〜”
しもいよいよ「吹奏楽コンクール」となりました。

今年もここまでハードな日々が続きましたが、NUMATAらしく超難曲に果敢なチャレンジを続けてきました。きっと今回も私たちにとってベストの演奏になると信じています。

できれば昨年次点で涙をのんだ4度目の「マル金」を取り返したいところでしょうが、私はコンクールで何色の賞を貰うかということよりも、コンクールを通して自分がどう「成長」したかということが大切なのだと思います。

でも90人近い部員のうちステージに上がるのは50人というシビアな現実・・・

いやそうじゃない。コンクールは「全員」で参加するのです。たとえステージで演奏しなくても、部員として、仲間として、また未来のメンバーとして、このコンクールを経験することで「成長」することが「参加する」ということなのです。それがチーム“NUMATA”として「UP!」するということにつながります。

それと、公立校ながら10年以上も吹奏楽とマーチングの両立を目指していることも我々の誇りですね。今年も9月のマーチングコンテストには部員全員で出場します。9月10日までもう1ヶ月ですね。心構えは出来ていますか。何たって今年は中国支部の「ディフェンディング・チャンピオン」です。出来れば全国に連続出場したいところですが、まずは県大会で少しでもいい演奏をすることを目標にしましょう。

わぁ!書いててなんかますますプレッシャーだなぁ…

こんなとき沖縄では“なんてことないさ=なんとかなるさ”という意味でこう言うそうです。そう、昨日の合奏での私の「締めの言葉」…


なんくるないさぁ〜


それでは!コンクールに出場される他校の皆さんもご一緒に!

な ・ ん ・ く ・ る ・ な ・ い ・ さ ・ 〜  

 
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  • yaxvnpy(2011/11/25 05:28)
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■2006年08月09日(水)  2006 Summer 2 “ついに「ダフニス」”
今年の沼田高校吹奏楽部は定期演奏会のメイン曲として、またコンクールの自由曲候補として、「ゴーストトレイン」と「マゼランの未知なる大陸への挑戦」の2曲を選びました。どちらの曲も沼田らしいといえば、まぁそうなんですが、変速リズムと擬音効果の高い“ゴーストトレイン”、アイルランド風でドラマ性の高い“マゼラン”は部員たちにもわりと好評のように感じていました。

4月30日、満員盛況の定期演奏会も終わり、「さぁ!これから!」というときになって、「さて、コンクールにはどちらをやろうか」ということになりまして、6月の文化祭前後に色々検討を重ねましたが、どちらの曲も残念ながら、昨年のマーチングのときのようなインパクトを感じないままどちらとも決まらず、ズルズルと時間が過ぎていきました。

部員たちもあまりこの2曲に固執する強い意見はなく、私も何か良い曲はないかなと過去のコンクールのCDを聞き漁っていたとき、「日本の吹奏楽」という古いアルバムの中に出雲一中の「ダフニスとクロエ」を発見しました。

1976年(昭和51年)の“普門館”における錦織雄司先生編曲・渡辺修明先生指揮の名演です。私はこの年「安西中」を指揮してB部門でコンクールに初出場しました。初出場ながらオールAという嬉しい評価をいただき、翌年のA部門初出場県代表を皮切りに、1985年の転勤まで連続して県代表を受賞するきっかけの年でした。

数年後、若かりし日の現S道高校O先生が安西中に講師として着任され、この年の出雲一中のダフニスを“世紀の名演”だと私に紹介してくれました。「斉籐先生、一中のダフニスは本当に朝日が昇るんですよ!」と熱く語ってくれたことを懐かしく思い出しながらこのCDの演奏を聴きました。

なるほど今聞いてみても中学生としては非の打ち所のないテクニックと渡辺先生の卓越した音楽性でやはり「名演」の名に恥じない編曲と演奏でした。当時吹奏楽を指導するすべての教師にとって、“ダフニス”は「いつかはやりたい曲」の筆頭でした。しかし、著作権の問題が浮上し、ラヴェル作品は長い間吹奏楽界の「禁断の曲」として封印され、私自身の印象も徐々に薄れてしまいました。

その後没後50年と敗戦国としての「戦時加算」の数年を経て、ラヴェルの著作権が消失し、日本人編曲者による優秀な編曲が出回り、また多くの名演が生まれましたが、どういう訳か今まで演奏する機会には恵まれませんでした。

しかし私も56才。退職までもう残された時間は多くありません。幸いにも今の沼田にはこの難曲を演奏出来るだけの信頼出来るメンバーがいます。O先生との懐かしい想い出から25年。この名曲を演奏する機会がついに来たのだと直感しました。さあそれからが大変です。部員に自由曲変更を伝え、まずダフニスの楽譜を探すことから始まりました。
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■2006年08月10日(木)  2006 Summer 3 “大丈夫?「ダフニス」”
自由曲が決まって、資料を読めば読むほど、あらためてこの「ダフニス」のすごさを思い知らされることとなりました。まず全国大会の自由曲としてはダントツ一位の演奏回数、金賞受賞率も最高で、吹奏楽編曲のバージョンも「無数」にあります。

ある意味「やり尽くされた」観のある曲ですが、私たちにとって演奏するは初めての作品です。異常に“マニア”の少ない(笑)沼田の生徒がこの曲のプロフィールについて知っているわけもなく、オーケストラのビデオを見せてやっとどんな曲かを知った生徒がほとんどでした。例のO先生の“一中の日の出”の話もしましたが、今ひとつウけません。

さらに作曲者の著作権は消失しても、レンタル楽譜を使用する場合、かなり高額な料金がかかります。(だいたい5万円から6万円くらいですが、高いところは8万円ぐらいのところもあります。)どの楽譜にするかさんざん迷いながらやっとセレクトしたのはいつもお世話になっている「ブレーン」の佐藤正人版でした。理由はこの版が最も記譜ミスが少ないだろうという、あまり信憑性のない(笑)情報と、いつも懇切丁寧にサポートしてくださる地元のブレーンさんの貸譜だという理由からでした。

早速楽譜を取り寄せたのが文化祭後の6月下旬、さらに楽譜の配布も遅れ、ほとんど練習出来ないまま期末考査週間を迎えました。それでなくても編曲作品としては超難曲なのです。さすがののんびり屋の私も今までにない焦りを感じていました。さらに恒例の「野球応援」に加えて、マーチングのほうも楽譜が2転3転し、まさにNUMATAはパニック寸前の状態でした。

でもさすがはNUMATAの部員たちです。超ハードなスケジュールを全員が協力して何とかこなし、合宿に入る頃にはなんとかイメージが掴めてきました。合宿の仕上がり具合も「ほぼ順調」で「NUMATAダフニス」は徐々に形を整えてきました。

ただ、あくまで「ほぼ順調」なだけで、今年はいつもの年と違った問題も起きてきました。それは「特殊楽器」の不足です。ご存じの方も多いことと思いますが、ダフニスには「ハープ」が2台必要なのです。沼田にはセミグランドという少し弦の少ないハープが1台有ります。しかしこの時期ハープを貸してくれる学校はまずありません。それどころか「今年沼田はハープを使いますか」という問い合わせが3件もあり、どこの学校も楽器の確保に躍起の状態です。「仕方ない1台でごまかすしかないだろうな」と思っていた矢先に、いつもハープの指導に来てくださるM先生が「私のハープを使ってください」という夢のようなお言葉!

早速「屈強の男子部員」を乗せ、愛車VOLVOで先生の家まで行き、ハープをお借りすることになりました。なんと先生の楽器はフルサイズのグランドハープです。VOLVOの後部座席をたたみ、荷室フロアを全部使ってもはみ出すほどの大きさです。毛布でぐるぐる巻きにし、何とか沼田高校まで運びました。学校に帰って早速女子部員が弾いてみると、“何という音色の美しさ”、セミグランドの半分の力で朗々となるではありませんか。2本並べてグリッサンドしてみると・・・・そこには紛れもないラヴェルの世界が演出されていました。

合宿中、更に嬉しい出来事が、もう一つの“学校にはなくてスコアにある楽器”「チェレスタ」が届いたのでした。これは小型のオルガンのような形をしていますが、鍵盤を押さえるとビブラフォンか機械式オルゴールのようななんとも美しい音色がします。まさに「天使の歌声」と賞される究極の鍵盤楽器です。こちらの方は専門業者のレンタルということになりましたが、広島で見つかるとは思いもよりませんでした。


“何か今年のコンクールはツいてるな”そんな予感がジワッとした瞬間でした。
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■2006年08月12日(土)  2006 Summer 4 “やっぱり「ダフニス」”
エーゲ海に浮かぶレスボス島のミュティレーネーの美貌の山羊飼いダフニスが海賊に拉致された美しき恋人クロエをパンの神の力を借りて救いだす“パイレーツ・オブ・カリビアン”顔負けのラブロマンス、バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲”はギリシャ人“ロンゴス”の原作をもとにストーリーを編集されたものです。

原作ではダフニスが海賊にさらわれクロエが笛を吹くと海賊船が難破してダフニスが助かり、クロエが近隣の国との戦争で捕虜になり、ダフニスの願いでニンフの祠からパンの神に救い出されるという別の事件だったものががバレエでは一つになっています。全体的に“恋”をテーマに男女間の確執をロマン豊かに描いています。

作者は序で「すでに恋をしたことのある人にはその思い出をよみがえらせ、まだ恋を知らぬ人にはその手引きともなれかしと願う。この世に美しいものがあるかぎり、眼がものを見るかぎり、エロース(恋)の手を逃れた者はかつてなく、これからもありえぬからである。」と述べています。ギリシャ神話の時代から“恋”は不滅のテーマなのです。

曲は大きく分けて“夜明け”,“パントマイム”,“全員の踊り”の3つの部分から成立していますが、吹奏楽コンクールの場合、ほとんどの団体は“夜明け”と“全員の踊り”をやります。それでもノーカットで演奏すれば10分近くの大曲です。

合宿も終わり、いよいよあと数日で本番というときになっても、難曲“ダフニス”はなかなか仕上がりませんでした。一ヶ月弱という練習時間の決定的な短さはもちろんですが、“演奏時間”との闘いという最後の難関もありました。テンポを落として演奏すればそれなりに聞こえるのですが、そうすると12分間の制限時間内に演奏を終わることが出来ません。いわゆる“時間オーバー=失格”です。

今回は課題曲が5分近くあるので何とか6分30秒以内に短縮する必要があります。合計すると11分30秒ですが、ハープの生徒が曲間でステージ上を歩いてハープの場所までたどり着くのに20〜30秒かかるので、どうしてもこの時間にする必要があります。他校の演奏なども参考にして、最短バージョンを考えましたが、これとて高速の超絶技巧で6分40秒かかります。

さらにこの曲には木管楽器やトランペットを中心にかなり難しいソロが何カ所もあります。この次点でソロの平均成功率は約2割5分(笑)!4回に3回は失敗です。このままでは時間オーバーで失格か大事故が起きて悲惨な結果が…

さらに病人&けが人多数のうえ、3年生部員の中には大学の説明会などで本番直前まで広島を離れている生徒もいて、なかなか本番直前のムードになりません。これが「1億人の×××」なら私が“ブチ切れて”「お前ら何やってんだ!」と椅子を蹴って帰ってしまうところなのでしょうが、残念ながらそこまでの演技力(笑)もなく、本番でどうすれば緊張しないで演奏できるかといった世間話に時間を割いて、何となく本番当日になりました。

よく考えてみると今年は全く「ホール練習」をしませんでした。理由はホール貸し切りには結構お金がかかることと、主要なホールは全く予約が取れなかったからです。もちろん沼田高校には“講堂”がありますが、空調設備はもとより反響板もなく、本番を想定した練習は困難な環境です。当日はお昼まで猛暑(笑)の講堂で合奏をし、トラックに楽器を積み込んで12時30分いよいよ出発です。

  
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  • Knsgpxtu(2014/02/20 07:21)
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■2006年08月14日(月)  2006 Summer 5 “本番!「ダフニス」”
会場に到着するともう大勢の観客と出演者でごった返していました。会場では朝から来て見学していた“降り番”の生徒も出迎えてくれ、協力して楽器搬入を手伝ってくれました。

本番までの大体の流れは前日によく説明してあったので、部員はわりと落ち着いて行動しているようでした。受付→集合→音出し→チューニング→ステージ待機→本番といういつもの流れですが、何回出てもあまり気持ちのいい時間ではありません。

会場では多くの顔馴染みの先生方と顔を合わせます。当たり前のことですが、普段の人間関係によって、会話の内容が微妙に違います。いわゆる“身内”感覚の先生とは“勝つための”情報交換が主な内容になりがちです。「会場はかなり混んでるよ」とか「課題曲○が多いね」とか「○○はちょっと…」みたいな。相手の本番の時に少しでも役立つような内容を手短に小声で伝えます。本音を言えばこんなところで世間話をするほど“余裕”がないのです。

とはいっても、ライバル校の先生には結構気を遣います。「本番良かったらしいね」「あんたんところらぁ、まぁ大丈夫じゃろう」「うちゃぁ全然ダメよ」「ことしゃぁさっぱりいけんわぁ…」というように、自分の学校のことは控えめにして、相手を持ち上げることでお互いに緊張することを避けます。

それぞれのバンドの状況は違っても、どの指導者もこの日ばかりは全力で頑張っているのです。全てが指導者の責任ではありませんが、審査結果によっては生徒を悲しませることを覚悟しなければなりません。だから出来るだけお互いの立場を尊重して、紳士的な態度を心がけます。

30分間のチューニングルームも終わり、舞台袖に。15分間の休憩時間に舞台袖に整列するのは初めてです。普通は前の団体の演奏中に並ぶのですが、もう沼田の打楽器をはじめ、椅子の配置も終わっています。あとはステージに出て演奏するだけです。休憩時間を有効に使い、打楽器の生徒に配置の微調整を指示して、顔なじみのステージスタッフのみなさんとおきまりの“バカ話”をします。私自身も生徒たちもちょっと気分的に和みます。

さぁ!いよいよ本番です。審査員が着席するのを待ち、一斉にステージに出ます。やがてアナウンス。


プログラム31番 沼田高等学校 

課題曲2 

自由曲 ラヴェル作曲 バレエ音楽「ダフニスとクロエ第2組曲」より 

指揮 斎藤 英敏


優しい声のMCがまるで「判決」のように響き渡ります。一礼して指揮台に上がろうとして片足を乗せたとき、“え、こんなに高かったっけ?” 思い切って弾みをつけてあがったのですが、ふらつかないように必死でバランスをとる有様です。正直な話もうちょっとで“ぎっくり腰”になるところでした。やはり歳ですかね?

よく使う安佐南区民センターの指揮台は5寸(15センチ)ですが、厚生年金会館の指揮台は何と“尺上がり(30cm)”です。慣れていれば何ともない高さですが、疲労困憊の足腰にはちょっと堪えたハプニングでした(笑)。 

私の狼狽を悟られないように、普段より少し早いタイミングで棒をおろしました。といってもほんの1秒ぐらいの差ですが、これがその後“12分間の悪夢”につながろうとは思いもよりませんでした。

何度もやった課題曲ですが、どうも調子が変です。何がどうとは言えないくらいのかすかな“ズレ”を感じながら曲が進んでいきます。リズムと音程のかすかなズレはどんどん増幅していきます。それを必死に修正しようとする私。もう余裕のある落ち着いた指揮などは出来ません。まるで交通整理のお巡りさんです(最近あまり見ませんが)。ソロパートも本番直前まで苦しんだところはもちろん全滅です。なにしろ打率2割5分の打者ばかりですから…

課題曲が終わったとき既に、“さぁ、さぁ、早く帰ってマーチングだ!”とも思いましたが、まだ“ダフニス”があります。これをやらずに帰るわけにはいきません。気を取り直して楽器チェンジを確認した後、いよいよ超難曲“ダフニス”が始まりました。

課題曲で感じた“微妙な不自然さ”を拭い去ることはできませんでしたが、私はあることに気付いていました。“練習でもこの程度だったな”“完成イメージばかり想像してたな”“ひょっとすると、現時点じゃこれでも良いほうなんじゃないか”“去年のマーチングだって、県大会は最下位だったじゃないか”

そう考えると、多少のミスはもう気にならなくなりました。そう、この子たちは、あの 「大阪城メンバー」です。この数年間こんな調子でずっとやってきたのです。頼りないけど、土壇場じゃ結果を出した生徒たちです。ラヴェルの音楽に魅力を感じたからこそ、無理を承知で難曲を選んだのです。そう思って眺めてみると、どの生徒もいい顔して演奏しています。

自由曲が終わったとき、4時間後の発表のことはもう頭から消えていました。やはり“ダフニス”はとても良い曲でした。出来はまだまだですが、演奏してこんなに気持ちのいい曲はあまりありません。写真撮影もまたいつもの大さわぎで、降り番の部員も入って、にぎやかな撮影会となりました。

私は楽器搬出のため、トラックについて一旦沼田高校に帰ることにしました。楽器を音楽室に納め(私じゃなく男子部員がですが)、会場に帰ってみると、6時をだいぶ過ぎていました。もう演奏も終盤です。そうこうするうちに、全国3出の鈴峯女子高校の特別演奏も終わり、やがて閉会式となりました。会場はぎっしりの満員で通路に座っている人も多く、入場は断念しました(生徒と一緒にいる自信もなかったので…)。

もう8時近くだったので挨拶も講評もなくいきなり発表になりました。“プログラム31番 沼田高校 ゴールド金賞”「やったぁ!」会場はもちろん大歓声です。結局金賞団体は13校でした。この中から中国大会に5団体が推薦されるのですが、実績校はほとんど2日目に集中しています。ところが最初の代表は1日目から出ました。あと4団体。あれほど覚悟を決めていたのに、金賞と分かったとたんに“やはりだめか”“だめだろうな”“マジ?ダメ?”と私もまことに図々しい限りです。

周囲の先生は「大丈夫、沼田ありますよ」とご機嫌をとってくれますが、こっちは気が気じゃありません。このあと予想通り有力校が2団体呼ばれ、残りは後2つというとき、“プログラム31番!”とたんに会場ではギャ〜という沼田の生徒の悲鳴に似た歓声が響き渡りました。さらにマーチングではいつも良きライバルの近隣校も久々の代表復帰となり、公立校にとっては本当に嬉しい表彰式となりました。

表彰式後中国大会の抽選のためにステージに行くと、選ばれた学校同志が笑顔で健闘を称え合ういつもの風景です。ステージでまずは森田部長と代表復帰を喜び合い、書類を貰いました。何気なく採点表に目を通すとなんと沼田高校が“第2位!”それもトップとは1点差です。

結局中国大会では13番という中盤の出演順となりましたが、いつも最下位代表しか貰ったことのない沼田が中国大会に午後出演するとは。“やはりこの子らはスゴイ”と、そう感心する他はありませんでした。

やはり今年も NUMATA は “MAKE BELIEVE” です。

 
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■2006年08月15日(火)  2006 Summer 6 “ネットで…「ダフニス」”
沼田のダフニスが金賞県代表。みんな本当によくやったと思います。

当然この喜びは何物にも代え難いのですが、結果がこれほど予想より“上”に外れたことはありませんでした(笑)。昨年の岩国市体育館での全国初出場のミラクルに続く、“大ドンデン返し”でした。当事者にすら意外な結果に、案の定というか発表直後から現在までネット上では「逆風」が吹き荒れています。これがいつものように“ギリギリ通過”ならもう少し違ったツッコミがあるのかも知れませんが、駆け出しの「成り上がりバンド」が2位で県代表になったりしたもんだから、2チャンネラーたちの格好の餌食となってしまったようです。

要するに“下手クソだったのに代表になりやがって!チッキショ〜〜!!! (小梅太夫か)”ということのようです。反論する人は“そういうこたぁ審判に言わんかい! (亀田親子か)” とまぁ、キリがないわけでして…

そういう私も結構パソコン歴は古く、まだインターネットがない“パソコン通信”の頃からネット上をさまよっていますので、掲示板(BBS)に書いてあることにそれほど一喜一憂はしません。そこに読みたいことが書いてあるから読む人がいるわけで、書いたことに賛否両論の反応があるからまた面白いのです。最近ではこの“NUMATAサイト”の宣伝効果もあり、沼田を応援して下さるファンもどんどん増えてきましたが、沼田のちょっとポップス乗りの“バンドカラー”に違和感を感じる人も結構多いようです。

コンクールではミスのない演奏が理想ですが、なかなかそう簡単にはいきません。演奏者は失敗したくてやっている訳じゃなく、緊張のあまり身動きが取れなくなるのです。それこそが“未熟”なところでもあり、“ヘタクソ”といわれることにもなりますが、全体のサウンドや曲の流れについては、指揮も含めて全て私の責任です。ソロのミスについても、ちょっと2年生に無理をさせ過ぎだったかなと反省しています。(とはいってもこれ以外に方法がないのですが…)

今年の“沼田”にたった一つだけ評価出来ることがあるとすれば、それは“サウンドイメージ”です。大阪城の“全国マーチング”以後、同じメンバーなのに急にサウンドが良くなったように感じています。

音の合わせ方や練習方法がそれほど変わったわけではありませんが、ここ数年指導してきた“ピュア・テンプルメント・クロマチック”が徐々に定着して、部員レベルで分析・確認が出来るようになったことが大きいと思います。誤解を招くと困るのでこの音分析の詳しい方法については別の機会に解説することにしますが、要するに生徒が主体的に「純正調」で演奏出来るように“なりつつ”あるということです。

私のバンド指導の基本スタンスは“大いなるアマチュア”です。理由はプロじゃないからです(笑)。当然その時点での最高の演奏は目指しますが、無理矢理仕込まれた音楽にはしたくありません。どの曲も楽しむために演奏します。上手くなるためには“プライド”や“スキル”は邪魔なこともあります。

あなたは初めてロックを志す若者たちが、最初「メロディは“耳コピ”で、コードは“タブ譜”でスタジオ代は“ワリカンで(笑)”」というところからスタートしても、1〜2年後にはプロ顔負けのバンドに成長するのを知っていますか。それは彼らが“良きアマチュア”だからではないでしょうか。沼田のポリシーはポップスもマーチングもそして“ラヴェル”もアマチュアとして同等に扱うということです。


 《良いアマチュアになるための条件》

◆自分から挑む競争(ライバル)はあなたを成長させます。<良きライバルを持とう>

◆芸術は模倣(真似)から生まれるのです。<うまい人の物真似をしましょう>

◆音楽マニア(コレクター)になりましょう。<自分だけのお宝コレクションがありますか>

◆カラオケを恥ずかしがらずに陶酔して歌えますか。<歌唱力と演技力が必要です>
 (出来ればあなたの大好きな“スローバラード”を熱唱してください。
  自分の現在の“音楽年齢”がそこにあります。手先が器用なだけでは表現力はつきません。)

◆家族や仲間を大切にしていますか。自分を取り巻く人々への感謝と愛情を大切に。
 

   これだけ出来ればあなたは立派な「アマチュア・ミュージシャン」ですよ。


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  • euudemozez(2012/05/01 17:55)
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